臨床心理士がさまざまな心の問題にお応えします。岐阜市と名古屋市に心理カウンセリングを行う相談室があります

カウンセリングの種類

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カウンセリングは、あなたのニーズと目的に応じて行います。

精神分析的な考え方をあなたの人間理解に役立てることは、どのカウンセリングにおいても変わりありませんが、「気がつかなかった自分を振り返る」という内省的な方法と「お困りの問題への対処」という解決指向的な方法とを組み合わせてカウンセリングは進みます。

前者は内面的・本質的な変化を生みだすことを目的とし、
後者は「認知」「行動」の変化と現実適応に重点が置かれます。

問題を抱えたご本人だけが来談される場合もありますし、ご家族のカウンセリングが必要なことがあります。
利用される方の年齢やニーズに応じて、対話を中心に行うか、箱庭・絵画・プレイなど非言語的な方法を取り入れるかを考えます。

 

心理カウンセリング

精神分析的心理療法
セラピストとの対話と関わりを通して自分を見つめ、こころを縛っている情緒的・対人的問題の理解を深めます。心に向かい合いながら、自分を見つめていく作業は、なぜ今抱えている問題が自分に生じているのかを浮かび上がらせます。自分を知る作業を通して、こころの問題の解決を図ります。

簡易型心理療法
精神分析的な考え方を用いるのに変わりはありませんが、精神分析的心理療法が「自分」と向かい合うために用いられるのに対して、簡易型心理療法は「お悩みの問題」を解決するために用います。目的か期間を設定するスタイルで行います。

トラウマカウンセリング

2021年2月から開始予定のサービスです。トラウマに関わるこころの問題にお困りで、トークセラピー(対話型心理療法)単独で行うことに不安や難しさを感じていらっしゃる方のためにSSP ・NETを用いてカウンセリングを行います。以下のような方にお薦めできます。

・トラウマが関わっているが、記憶が曖昧あるいは体験が外傷的で、そのことを語ることができない。
・体の症状や解離が中心で、何が起きているのかが自分でもわからない。

通常のアセスメント(初回90分+数回の通常面接)の結果により、本カウンセリングが最適と判断された場合に行わせていただきます。詳しくはこちらをご覧ください。

ガイダンス

ガイダンス
あなたや家族の心の問題を、臨床心理学的・精神分析的にいかに理解したらいいのかを考え・お伝えします。「どんな状態かがわかる」「そのための方策を知る」ことが目的として、単回~数回の面接を行います。

復職支援
うつ病など精神疾患で休業中の方に、復職に向けてのお手伝いをいたします。病状の自己管理、生活の立て直し、ストレスとなった出来事への対処に関する援助が中心となります。ご利用に際しては、主治医の許可が必要です。主治医とご相談の上、お申込みください。

援助をする立場にある方に

コンサルテーション
職業上の役割において、あなたがより力を発揮できるように支援いたします。生徒にどう関わればいいのかをお手伝いする教師コンサルテーション、夫(妻・子ども)のうつ病をどう支援したらいいのかをお手伝いする家族コンサルテーションなどがあります。

子どもの問題に


子どものカウンセリングでは、箱庭や絵画など、非言語的なツールも用いて子どものこころの問題を理解していきます。

親コンサルテーション
子どもにこころの問題が生じているときに、親としてどのように関わったらいいのかを支援いたします。

親カウンセリング
親自身が抱えている問題が影響して、子どもにこころの問題が生じることがあります。その場合には、親自身がカウンセリングを受けることをお勧めします。