臨床心理士がさまざまな心の問題にお応えします。岐阜市と名古屋市に心理カウンセリングを行う相談室があります

SSPとは

米国のステファン・ポージェ博士が提唱したポリヴェーガル理論に基づいて開発されたもので、特殊なフィルターをかけた音楽をヘッドホンで聴くことで中耳の筋肉を鍛え、迷走神経を刺激して自己調整機能を高めます。

どんな場合に利用するの?

聴覚過敏がある
大勢の声が聞こえる教室やカフェなどが辛い。
人の話の意味がつかめない。
大きな音にものすごくびっくりする。
衝動性が高い
授業中にじっとしていられず、集中するのが辛い。
対人緊張が強 い
人との会話がうまくできない。声が出ない。
緊張のため、すぐにお腹を壊す。常に頭痛がするなどの自律神経の不調がある。

SSPは、特殊なフィルターをかけた音楽を聴くことで、様々な体の感覚をつかさどる迷走神経を刺激して、体の自己調整機能を高めます。聴覚刺激を調整することで、様々な感覚刺激の入力を調整して、安心感を得られる神経サイクルが働きます。

神経の覚醒度合を調整(自己調整)すると、人の表情や、語感のニュアンスなどの社会性に重要なキーが入りやすくなり、人との間の交流(相互交流・相互循環)が働きやすくなります。

SSPは3つのプログラムで構成されます。