臨床心理士がさまざまな心の問題にお応えします。岐阜市に心理カウンセリングを行う相談室があります

相談の流れ

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アセスメント面接

アセスメント面接 初回はまず、お子様の状態について保護者から話をお伺いします。お子様が来室されていれば、お子様からもお話を伺い遊んで頂きながら、お子様の状態を観察します。そこで理解できた事柄については、セラピストから臨床心理学的な説明をさせて戴きます。初回でお子様の状態についての判断が出来ないときには、数回にわたって通って戴く場合もあります。

お子様の状態に心理療法が有効と判断されたら、当室で提供できる子どもの心理療法についてご説明いたします。当室で提供できない心理療法を希望される場合や、医療が必要な場合には、医療機関や他の相談機関のご紹介をいたします。当室の心理療法を受けようと思われましたら、試験的に子どもの心理療法を始めます。数回通って戴き、お子様とセラピストとの相性も見ながら、本格的に継続するかどうかを決めていきます。
1回の心理療法の時間は50分で、原則的には週1回の通室が必要です。

 

親面接

親面接 子どもの問題の解決には、ご両親の協力が不可欠です。当室で子どもの心理療法をお引き受けする際には、必ず親面接を行っていただくようお願いしています。親面接にも料金がかかりますので、保護者に安心して来談していただくために、親面接(小中学生は月2回、高校生は月1回)を含めた月料金をご用意しています。親面接では、保護者から見たお子様の様子をくわしくお聞かせください。セラピストがお子様を理解する上で大変役立つ情報となります。一方、セラピストからも、心理学的に考えられることを保護者にお伝えいたします。その情報は、保護者が子どもを理解する上で役立つでしょう。親面接でお子様について話し合うことは、お互いが子どもの理解を深めるために役立ちます。子どもに心の問題が生じると、親としての自信をゆるがせます。親面接ではお子様とつきあうときの不安や疑問についても、遠慮なくお話ください。対話を重ねますと、自分のお子様がどんな子どもで、どう関わったらいいのかが見つかっていきます。このようにお子様と自分に真摯に向き合うことは、親自身の大いなる成長につながることでしょう。

原則的に、親と子どもとは別のセラピストが担当します。子どもの心理療法の経過と方針については「振り返り面接」として、子どものセラピストから直接、定期的に(3ヶ月~半年に1回程度)保護者にお伝えしていきます。

 

終結

終結 終結は、お子様の変化によって自ずと決まります。お子様・保護者が終結しても大丈夫と感じられたら、遠慮なくセラピストにお申し出ください。セラピストはこころの成長という観点から、意見を述べさせて頂きます。一般に、生活面での変化とともに、こころの成長に進展があることが終結の指標となります。お子様自身の気持ちも大切にしながら、終結の時期を決めていきましょう。

終結の合意から現実の終結までに、1か月~数ヶ月の時間がかかると見込んでください。これは子どもとセラピストのお別れに必要な時間です。セラピストは、子どもが一人でも大丈夫と思えるように終結の作業を進めます。