臨床心理士がさまざまな心の問題にお応えします。岐阜市と名古屋市に心理カウンセリングを行う相談室があります

松本拓真GSVのご案内

こころのげんき株式会社では、岐阜大学の松本拓真氏とコラボして「ここあプロジェクト」と名付けたプロジェクトを進めています。
重要なタスクである「子どものこころについての専門家育成」に関して、松本拓真氏をスーパーバイザーとして、子どもの心理療法のためのスーパービジョングループを創設します。
下記の案内をご覧いただき、関心のある方はぜひお申込みください。
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松本拓真グループスーパービジョン
時間:月2回 月曜日の17:30~19:00(90分)(基本的には第2・4月曜とします)
初回は6月13日になる予定ですが、前月末の時点で最低催行人数の3名に満たなかった場合は開始を次月に延期します。
定員:3~6名
3名以上の申し込みがあった段階でスーパービジョンは開始し、その後は定員に空きがあれば申し込み順でご参加いただけます。
場所:ながら心理相談室(岐阜市福光東3-3-12)
料金:月1万円
同じメンバーがいる安心感が不可欠と考えておりますので、欠席も同様の料金をいただきます。あらかじめご了承ください。
申し込み方法:下記のアドレスに、題名を「グループスーパービジョン希望」、本文に氏名、所属、連絡先、スーパービジョンに出したい事例や職場の特徴、これまでに受けてきた研修や訓練などを自由形式でお書きの上、お申込みください。
kensyu@kokoaproject.com
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l     講師紹介

 岐阜大学教育学部准教授。臨床心理士。公認心理師。子どもの精神分析的心理療法スーパーバイザー(コンサルタントセラピスト)。主著に「自閉スペクトラム症を抱える子どもたち」(単著、金剛出版)、「子どもの精神分析的セラピストになること」(共著、金剛出版)がある。最近の他の仕事はHPを参照(https://researchmap.jp/takumats

● 講師からのメッセージ
私は精神分析的心理療法を専門としていますが、このグループでは週1回以上の心理療法を行っている方はもちろんのこと、頻度の少ない心理面接を行っている方の参加を歓迎いたします。昨今の子どもを対象とした心理支援においては、隔週や月1回の頻度などで面接を行う現場が主流となり、心理実践家としてのアイデンティティに悩まれている方も多いのではないでしょうか。定期性・継続性といったセッティングの後押しがない中で、どのようにすれば心理療法が機能できるかをメンバーと一緒に考えていきたいと思っています。領域を問わず、子どもとその家族の心理支援を行っていて、自分の仕事をやりがいと手ごたえのあるものにしていきたいと思っている方を歓迎します。精神分析的心理療法の基礎知識がないことが不安でも、これからやってみたいという動機さえあれば十分です(スーパービジョングループとは別にセミナーなどをご紹介することもできます)。グループでのスーパービジョンは他のメンバーの事例も聞くことが貴重な学びの機会になるだけでなく、ピアサポートの力を実感する契機ともなります。ぜひ志を共にするメンバーと私と一緒に今できることを一つ一つ考えていきましょう。