臨床心理士がさまざまな心の問題にお応えします。岐阜市と名古屋市に心理カウンセリングを行う相談室があります

カウンセリングの進め方・料金

トラウマカウンセリング

2021年2月から開始予定のサービスです。トラウマに関わるこころの問題にお困りで、トークセラピー(対話型心理療法)単独で行うことに不安や難しさを感じていらっしゃる方のためにSSP ・NETを用いてカウンセリングを行います。以下のような方にお薦めできます。

・トラウマが関わっているが、記憶が曖昧あるいは体験が外傷的で、そのことを語ることができない。
・体の症状や解離が中心で、何が起きているのかが自分でもわからない。

通常のアセスメント(初回90分+数回の通常面接)の結果により、本カウンセリングが最適と判断された場合に行わせていただきます。詳しくはこちらをご覧ください。

ガイダンス

ガイダンス
あなたや家族の心の問題を、臨床心理学的・精神分析的にいかに理解したらいいのかを考え・お伝えします。「どんな状態かがわかる」「そのための方策を知る」ことが目的として、単回~数回の面接を行います。

復職支援
うつ病など精神疾患で休業中の方に、復職に向けてのお手伝いをいたします。病状の自己管理、生活の立て直し、ストレスとなった出来事への対処に関する援助が中心となります。ご利用に際しては、主治医の許可が必要です。主治医とご相談の上、お申込みください。

援助をする立場にある方に

コンサルテーション
職業上の役割において、あなたがより力を発揮できるように支援いたします。生徒にどう関わればいいのかをお手伝いする教師コンサルテーション、夫(妻・子ども)のうつ病をどう支援したらいいのかをお手伝いする家族コンサルテーションなどがあります。

基本的な考え方

カウンセリングは、あなたのニーズと目的に応じて行います。

精神分析的な考え方をあなたの人間理解に役立てることは、どのカウンセリングにおいても変わりありませんが、
「気がつかなかった自分を振り返る」という内省的な方法と
「お困りの問題への対処」という解決指向的な方法とを組み合わせてカウンセリングは進みます。

前者は内面的・本質的な変化を生みだすことを目的とし、
後者は「認知」「行動」の変化と現実適応に重点が置かれます。、

オンデマンド

短期介入、家族のご相談、アフターフォローなどのための設定です。固定日程を定めません。

料金 キャンセルのルール
大人 基本料金と同じです。 15日以上先の予約:日程の変更、キャンセルは無料です。
2週間以内の予約:日程変更は、開始時間までにご連絡いただければ、旧予約日の前後1週間以内の変更を承ります。ただし日程変更には、1回につき変更料(1,000円)がかかります。連絡がなかったり、いらっしゃれない場合には、料金と同じキャンセル料金がかかります。

料金の減額制度

毎週の心理療法が必要な状態で支払いが困難な方に対して、
心理療法の減額制度を設けます。

料金は以下のように減額されます。
月料金 27,500円 → 22,000円(月3-5回)

対象者:
以下の条件に該当する方。

条件:
・住民税における非課税対象者
・世帯収入が330万円以下の方
・学生で親の援助が受けられない方
・そのほか、担当者が減額に相当すると判断した方

申込方法:
減額を希望される方は、担当者と話しあったうえで、
担当者の同意のもとで本申込書に記入し、担当者にご提出ください。
申込はいつでも構いませんが、審議に必要な期間が2週間ほどかかること、
定員を超える場合には利用できないことをご了承ください。

選抜方法:
月2回の運営委員会の審議を経たうえで承認し、減額は最長2年です。
6月1日~5月31日までを1年の区切りとし、6月1日からの利用は、5月第三金曜日の運営委員会に審議します。
減額対象者は年間3名までです。6月から利用したい方は、5月第二週までに申請してください。

申込書のダウンロードはこちら

ご利用の際には、以下のことをご確認ください

  • 当室は心理療法専門の相談機関で、医療機関でありません。
  • 精神疾患等のため医療機関に通院され、治療の一助として心理療法を利用したい方は、必ず主治医の許可を得てください。
  • ご利用に際しては、身分を証明できるものをご提示いただきます。
  • 二回目以降のご予約は、事情でいらっしゃれないときにも料金が発生します。
    いらっしゃれる日程でご予約ください(15日以上先の予約については変更に応じます)。

子どもの問題に


子どものカウンセリングでは、箱庭や絵画など、非言語的なツールも用いて子どものこころの問題を理解していきます。

親コンサルテーション
子どもにこころの問題が生じているときに、親としてどのように関わったらいいのかを支援いたします。

親カウンセリング
親自身が抱えている問題が影響して、子どもにこころの問題が生じることがあります。その場合には、親自身がカウンセリングを受けることをお勧めします。

カウンセリングの流れ

  • 初回の面接では、お悩みの問題の内容や経過について詳しくお伺いします。悩みと関連のある事柄として、生い立ち、家族についてもお話をお伺いすることがあります。
  • 初回でお話を伺いきれないときには、インテイク面接に数回時間をかけることがあります。その上で、臨床心理学的にどんなやり方が有効なのかをご説明します。
  • 当室での心理療法を継続的に利用されるときには、今後の心理療法のやり方について、セラピストとクライアント双方で、書面上で確認します。確認しあったやり方で心理療法を行います。
  • 心理療法に要する時間は、あなたが何を目標とするのかによってさまざまです。単回ではガイダンス的な援助となり、数か月から数年の時間をかければ、気がつかなかった自分と出会い、新たな自分を創り出すことへとつながります。
  • あなたを本当に理解するためには、あなたご自身が気づかない・語られない情報も含めて考えていく必要性があります。継続的な心理療法では、あなたご自身が気づかなかったことが夢や行動や連想という形で面接の場に浮上し、セラピストとの協働作業のもとに、あなたの心の問題は展開していくでしょう。
  • ご自分のお悩みや、お悩みの背景の心理的問題が終息したと感じられたとき心理療法は終わります。

 

それぞれのご利用の仕方

当室の援助には、ニーズによって以下のご利用の仕方があります。Bの場合には、月料金がご利用いただけます。

上記の流れは大まかなものです。「もともと抱えている問題が何かを知りたい」に対して、Bのアセスメント面接だけを利用したり、「復職支援」としてAを利用し、ストレス要因や不調への対策を考えるなど、柔軟にご活用ください。

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