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職場のメンタルヘルス

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ストレスチェック

新職業性ストレス簡易調査票の勧め

中小企業でストレスチェックを行うとき、新職業性ストレス簡易調査票(80問、120問)を用いることをお勧めしています。新職業性ストレス簡易調査票は、職業性ストレス簡易調査票(57問)よりも質問数が多くて受検の負担はかかりますが、職場環境の情報がたくさん得られます。

新職業性ストレス簡易調査票は、上記の健康いきいき職場づくりモデルに基づき、「いきいきと働ける」ための資源をどう整えるかを考えます。職業性ストレス簡易調査票(57問)と新職業性ストレス簡易調査票(80問、120問)の質問項目の一覧をご覧になりたい方は、ここをクリックしてください。

活用例

集団分析の結果を見ますと、「なるほど、やっぱりそうだったか」という部分もあれば、「こんな結果と思わなかった」という意外な部分に出会うことがあります。嬉しい結果もあれば、残念な結果と出会うこともありましょう。プラスもマイナスも含め、組織の強みと弱みがわかることは、その組織を健全に成長させていきます。

 

どんな些細なことでも良いので、それぞれの立場から取り組み続けます。すぐに良い結果になることはなくても、年を追うごとに変化が見えますので、何に取り組めばよいのかが分かって経営者も従業員も安心です。

下記は結果サンプルです。42の尺度について調べます。偏差値50が全国平均で、自分の会社や部署がどの位置に属しているのか、プラスは青、マイナスは赤でわかりやすくグラフ化されます。経年変化は、折れ線グラフで表します。

その他、弊社独自の分析として、
・心理的ストレス反応とワークエンゲイジメント(個人のいきいき)とのマトリクス化
・重回帰分析による心理的ストレス反応やワークエンゲイジメントと関連する尺度の抽出
・回答比率のグラフ化
を行います。

活用のレベル

集団分析の活用のレベルにはさまざまな水準があります。