臨床心理士がさまざまな心の問題にお応えします。岐阜市と名古屋市に心理カウンセリングを行う相談室があります

カウンセラー紹介

松本拓真

資格

1982年 生まれ
臨床心理士(登録番号18434)、公認心理師
子どもの精神分析的心理療法士(認定NPO法人子どもの心理療法支援会)
子どもの精神分析的心理療法スーパーバイザー(コンサルタントセラピスト)(認定NPO法人子どもの心理療法支援会)

所属学会

日本心理臨床学会、日本精神分析学会、日本発達心理学会、日本児童青年精神医学会

専門領域

精神分析的心理療法、子どもの心理療法、発達障害を抱える人・家族への支援、幼稚園/保育園/認定こども園/児童福祉施設の職員への支援

略歴

2013年、大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程 単位取得退学
2015年、大阪大学にて博士(人間科学)を取得
2017年4月より岐阜大学教育学部にて教員養成と心理職養成に従事する。
2022年よりこころのげんき(株)とコラボレーションで「ここあプロジェクト」を開始し、子どもへの心理支援を広げる活動をしている。
最近の仕事については、こちらもご参照ください。https://researchmap.jp/takumats

大切にしていること

 人は自分の思いを言えているようで、言えてはいないものだと私は強く感じています。表現力の問題だけではなく、他者を気遣ったり、空気を読んだりして、自分の思いをなかったことにしてしまうからなのでしょう。そのうちに自分の思いがわからなくなり、気づくと全く望んでいない姿で振る舞っている自分に思い悩むことがあるでしょう。私は精神分析的心理療法を専門としていますが、私にとっての精神分析とは「なかったことになっている」自分の思いをセラピストとともに大切にしていく営みです。
私は子どもの心理支援を専門としています。しかし、それは身体が子どもである人を意味しているだけではなく、大人の中の子どもの心も大切にしています。自分が親や周囲から気遣いや思いやりをもらえなかったのに、自分の子どもには提供しなければならないのは、とても困難な仕事です。誰かからあなたの気持ちを大切にされる経験をした人は、きっとそれを他の誰かにしてあげたくなるのだと思います。そんな素敵な輪が広がっていってほしいという思いをもとに、子どもへの直接の心理療法だけでなく、家族の支援や子どもを支える専門職の方の支援もさせていただきたいと思っています。
本業に穴をあけないように気を付けながら、ながら心理相談室のコラボレーション・スタッフをさせていただくことになりました。定期的な相談枠は平日の夕方~夜が中心になり、ご迷惑をおかけしていますが、少しずつお会いできる時間を増やせるようにする予定です。

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