臨床心理士がさまざまな心の問題にお応えします。岐阜市と名古屋市に心理カウンセリングを行う相談室があります

子どものご相談

ここあプロジェクト

弊社は「子どものこころ支援事業」の一環で、ここあプロジェクトを推進します。

ここあプロジェクトは、2022年3月、こころのげんき株式会社と松本拓真のコラボレーションで始めたプロジェクトです。子どもの心の声にしっかり耳を傾け、それを家族や支援者たちと共有し、みんなが幸せを確認していける心理支援セ ンターの構築を目指します。私たちだけでなく、専門家および地域の人々の協力のもとに、プロジェクトを推進していきます。

詳しくは「ここあプロジェクト」HPをご覧ください。

公式LINEの「お友達」になっていただくと、ここあプロジェクトの各種情報(研修情報など)を入手しやすくなります。こちらをクリックしてください

親支援

子どもの問題を支援していくとき、子どもだけに働きかけても問題は解決しません。子どもの問題について親がどう関わったらいいのかを考えることは、とても大切なことです。当室では親支援にも力を入れております。

子どものこころに問題が生じているとき、親としてどのように関わったらいいのかについて支援させていただきます。

親自身が抱えている問題が影響して、子どものこころに問題が生じることがあります。その場合には、親自身がカウンセリングを行う、親カウンセリングを用意しておりますので、是非ご利用ください。

また、当室では、虐待的な扱いを受けていた、親との関係に悩んでいたなど、養育的なケアを行う自信がない保護者の方、扱いにくい子どもとの関係づくりに悩んでいる保護者の方に向けて、小グループで行う子育てプログラム 安心感の輪 を実施しています。

ご利用になられたい方は、気軽にご相談ください。

【子どものための心理療法】幼児~中学生・高校生

子どものカウンセリング料金

初回面接 90分 10,000円+税
アセスメントおよび継続面接 50分 8,000円+税
親面接 50分 5,000円+税
親子並行面接(スタッフ2人) 50分 10,000円+税
月料金
定期的にカウンセリングを受けることをお決めになられたときには、月料金が安心です。
経済に振り回されることなく、お子様のカウンセリングと親面接を安定した関係の中で行えます。
幼児~中学生 1か月 / 30,000円+税 毎週の子どものカウンセリング(1回50分)
月2回の親面接(1回50分)
高校生 1か月 / 30,000円+税 毎週の子どもの心理療法(1回50分)
月1回の親面接(1回50分)
※月料金の場合、相談室の既定の休み(春1週間、夏2週間、年末年始1~2週間)と祭日はお休みになりますので、子どものカウンセリングは月3~5回と変動します。
 ※数か月に一度、子どもの心理療法の経過について説明するレビュー面接を行います。レビュー面接には子ども担当者と親担当者とが同席します。レビュー面接には、親面接2回分を使っていただくか、別途料金(10,000円)を頂きます。
※付料金制度は、アセスメント期間に使うこともできます。
※情報提供書の作成には別途料金がかかります(1件3000円~)。

安心感の輪 子育てプログラム

安心感の輪子育てプログラム(COS-P)は、アタッチメント理論を背景にした子どもとの健全な関係を育むための子育てプログラムです。正しい子育てを教えるものでも、養育者の育て方を強制するものでもなく、養育者と子どもとの双方が心地よいと思える「程よい」子育て、笑顔と安心を目指します。

安心感の輪 子育てプログラム ポスター

安心感の輪子育てプログラム 説明動画(日本語版)

シャークミュージック 説明動画

養育者様向け案内

ご自身が虐待的な扱いを受けてきた、親との関係に悩んできたなどの影響で、親としてどんな振る舞いをすればいいのか自信をもてない養育者様向けのプログラムです。
参加ご希望の方が5名以上集まれば、順次開催いたします。当HPの問い合わせフォームからお申し込みください。
また、出向しての実施も行います。当プログラムを実施したい企画者様は、遠慮なくご連絡ください。

開催日時 内容
3  2024年4月10日〜
随時 水曜日午前
養育者向け
開催場所:ながら心理相談室 離れ
外部からの利用も可能です。案内は作成中です。
2 2020年1月21日~3月10日
 開催場所:ながら心理相談室
外部からの利用も可能です。案内はこちらをご覧ください。
1 2016年11月8日~12月27日
養育者向け
開催場所:ながら心理相談室
利用者のみの参加です。案内はこちらをご覧ください。

支援者様向け案内

保育士、教師、心理士、施設職員など、子どもと関わる仕事に携わる専門家を対象としたプログラムです。アタッチメントについて、ご自分が親から受けた影響について振り返り、話し合いながら、難しい子どもにいかに関わっていくのかについて学びます。
参加ご希望の方が5名以上集まれば、順次開催いたします。当HPの問い合わせフォームからお申し込みください。
また、出向しての実施も行います。当プログラムを実施したい企画者様は、遠慮なくご連絡ください。
※COS-Pのファシリテイター養成講座ではなく、養育者として参加していただくプログラムです。ファシリテイターになりたい方は、こちらをご覧ください。

開催日時 内容
2 2024年4月〜
随時 水曜日午前
(全8回 毎週あるいは隔週)
支援者向け
開催場所:ながら心理相談室 離れ
申込者が5名以上集まったら、開催日を決めます。児童福祉施設の集合研修にもご利用ください。案内は作成中です。
1 2019年12月14日〜2020年3月28日
(隔週全8回)
支援者向け
開催場所:ながら心理相談室
締め切りは11月15日です。詳細は、こちらをご覧ください。

こころの問題は成長の機会です

これまでの自分やこれまでのやり方で対応しきれなくなったとき、子どもは不登校、拒食、うつ、神経症症状、リストカット、パニックなどの症状や行動を通して、「困っている」ことを表にあらわします。まわりの大人は目に見える症状や行動を心配しますが、子どもが何に行き詰まって困っているかを見つけてあげることが大切です。

目に見える症状がいかに激しくとも、こころの問題は今の自分や今の生活にゆきづまっていることの表れで、 決して特別なことではありません。大人が子どもの心の声をきき、健やかに成長していけるように支援できるならば、子どものこころの問題は成長の機会となります。

表面化した問題や症状に目を奪われず、何に子どもがゆきづまっているのかを読み取って、子どもの気持ちにより添いながら、子どもの成長と回復を助けてあげましょう。

アセスメント面接

アセスメント面接 初回はまず、お子様の状態について保護者から話をお伺いします。お子様が来室されていれば、お子様からもお話を伺い遊んで頂きながら、お子様の状態を観察します。そこで理解できた事柄については、セラピストから臨床心理学的な説明をさせて戴きます。初回でお子様の状態についての判断が出来ないときには、数回にわたって通って戴く場合もあります。

お子様の状態に心理療法が有効と判断されたら、当室で提供できる子どもの心理療法についてご説明いたします。当室で提供できない心理療法を希望される場合や、医療が必要な場合には、医療機関や他の相談機関のご紹介をいたします。当室の心理療法を受けようと思われましたら、試験的に子どもの心理療法を始めます。数回通って戴き、お子様とセラピストとの相性も見ながら、本格的に継続するかどうかを決めていきます。
1回の心理療法の時間は50分で、原則的には週1回の通室が必要です。

 

親面接

親面接 子どもの問題の解決には、ご両親の協力が不可欠です。当室で子どもの心理療法をお引き受けする際には、必ず親面接を行っていただくようお願いしています。親面接にも料金がかかりますので、保護者に安心して来談していただくために、親面接(小中学生は月2回、高校生は月1回)を含めた月料金をご用意しています。親面接では、保護者から見たお子様の様子をくわしくお聞かせください。セラピストがお子様を理解する上で大変役立つ情報となります。一方、セラピストからも、心理学的に考えられることを保護者にお伝えいたします。その情報は、保護者が子どもを理解する上で役立つでしょう。親面接でお子様について話し合うことは、お互いが子どもの理解を深めるために役立ちます。子どもに心の問題が生じると、親としての自信をゆるがせます。親面接ではお子様とつきあうときの不安や疑問についても、遠慮なくお話ください。対話を重ねますと、自分のお子様がどんな子どもで、どう関わったらいいのかが見つかっていきます。このようにお子様と自分に真摯に向き合うことは、親自身の大いなる成長につながることでしょう。

原則的に、親と子どもとは別のセラピストが担当します。子どもの心理療法の経過と方針については「振り返り面接」として、子どものセラピストから直接、定期的に(3ヶ月~半年に1回程度)保護者にお伝えしていきます。

 

発達障害の子どもに当室が支援できること

1 / 212